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(2003/SEP/07) 2003 佐渡国際トライアスロン大会
↑2003佐渡遠征隊の面々:選手は怪鳥ヤスダ以下7名、応援団はゴッド・ヤスダ以下6名!
タッキー、エロパワーでエイジ優勝飾る!
9月7日(日)、大規模国内大会で有名な佐渡国際トライアスロンに行って来ました! 今回の遠征隊は国際Bタイプに安田怪鳥、Peカトウ、ヨコG横山、タッキー、ibikiウエキー、胃の上食堂クンの6名、 国際Aタイプにワタ串ナイトウさんの合計7名の選手団に、この大会の為に特別結成された「北の美女軍団」、 団長のゴッド・ヤスダ以下、モームス横山、プレティ加藤、ナース・ケイコ、ヒロコ・グレース植木、 オヤジキラー・ノブの6名で総勢13名の大遠征隊となりました。

前日は雨、風が強く天気が危ぶまれましたが、当日朝は曇の広がる天気。 秋を感じさせる乾いた空気と程良い気温、ある意味やり易い天気だったと言えるでしょう。 国際Aタイプは朝の6時にスタート。ただ一人Aタイプにエントリーした ワタ串ナイトウを皆で見送りました。 国際Bタイプは1時間後の7時スタート。水温は冷たくなく波穏やか。 前日海が荒れたお陰で若干濁っているとの事ですが、 周りの選手は良く見え、私には非常に泳ぎやすかったです。

バイクコースは思ったよりタフなコースでした。コースの終盤に登りがあると聞いていたのですが、 実際は途中何度も小さな、しかし勾配が急だったり、緩い傾斜ながら長い登りだったりする 坂が登場しました。途中重いギヤを踏み過ぎたせいか、一番きついと言われた小木からの登りでは、 途中右大殿筋(つまりお尻の筋肉)がピクピク痙攣し始め、危うく攣ってしまうところでした。

Bタイプがランに移った頃には太陽がガンガンと顔を出し、 疲れ切った足や身体をムチ打つ様に痛めつけてくれました。 特に中盤の田園地帯を通り抜ける辺りは、周りに陽を遮る物は一切無く、 遙か遠くの米粒ほどのランナーを見ると、これからの道のりを考えてガックリしてしまいました。 5km毎のエイド・ステーションが無かったら、皆熱中症でグロッキーしていた事でしょう。

我々Bタイプがゴールを始める頃、Aタイプの速い選手はこれから42.195kmの長い旅に出ていきます。 ただ一人Aタイプエントリーのワタ串ナイトウさんもバイクを6時間半で上がりランスタート。 我々はBタイプ出場のG横山さんの生還を待って、一旦宿へ戻りシャワーを浴びてワタ串さんの 無事帰還を待つ事にしました。 何だかんだと時間が経過し、タッキーとウエキーがバイクでワタ串さんを迎えに行こうと ランコースを逆行していると、宿からすぐの所で元気に歩を進めるワタ串さんと遭遇! 速い速い!ラスト4キロ地点をキロ5〜6分でたんたんとペースを維持していました。 携帯で連絡を取って宿の前でワタ串さんの応援。その後車でゴールに先回りして ナイトウ・コールの中、見事12時間を切ってゴールしました! サスガ!の一言です!

胃の上食堂クン、黒猫の単語de落車!
本格的なトライアスロンは始めての胃の上食堂伸一クン、 スイムをウエキーからたったの1分遅れでクリアすると、 得意のバイクで追いついてやろうとの意気込みで元気良くバイクスタート。 商店街で大きな声援を貰い、イッチョやったるワイ!と益々スピードアップ! 前のバイクを追い越すべくスピードを上げて行くと瞬間的に3台のバイクが併走状態に...。 と其処へ...商店街から流れる懐かしの黒猫のタンゴ、タンゴ、タンゴに合わせて、 近所の黒猫がおにゃんこ踊りを披露しにコース上へふらふらと...。 選手もビックリしただろうが、当の黒猫もビックリ! ニャンダー!と一台目のバイクとの衝突をクリア! どんニャもんだい!とナメ猫ポーズを取ろうとした所へ、 すぐ横にいた胃の上食堂クンのコルニャゴがグニャ!あれー&$#%#&%#&%えYR&! ウギャと言って倒れたの猫クンの隣に、これまた右肩をしこたま地面に打ちつけて ぶっ倒れたのは我らが胃の上食堂クン! すぐに起き上がって再スタートを切ろうとするも、何だか右肩が上がらない。 打ち付けた右腰右腿も痛い。これはもうダメだと悟った胃の上クン、 おとなしくその場に横たわって救急車を待つ事に...。 そこへ胃の上クンから2分後にスイムを上がったタッキー。 ナーンでこんなトコで一人で落車してんだ???バカなヤツ!!邪魔だよ邪魔!! と痛みで横たわる若者に目もくれず、哀れみの情もかけずに通り過ぎる。 結局彼はそのままリタイア。2003年の佐渡トライアスロンは、 この様にして期待の若者に試練を与えて終了したのでした! 胃の上クンは右肩手術のため、約3週間の入院生活を送るそうです。 その後のリハビリから復活した彼は、肉体、精神力とも更に強くなって蘇る事でしょう! 期待してます!早く良くなって下さい!マイティの皆が応援してるよ! そして来年の佐渡では「犬のおまわりさん」を流して上げます!
(レポート by タッキー)
<ワタ串ナイトウの爆笑佐渡レポート第一弾>
<〜03.09.07佐渡国際トライアスロン大会参戦記〜 第1部>
 今年もまたまた懲りずに行った「佐渡うんコクサイ・トライアスロン大会」。5月頃にワ タ串が佐渡参戦を表明し、ibiki植木氏が乗っかって盛り上げてくれたことも有り、マイテ ィからは7名もの選手が参戦となった(安田怪鳥、横山御大、加藤peさん、タッキー滝沢 氏、ibiki植木氏、井上クン、そしてワタ串)。さらに、美女軍団と言っておかないと後が大 変問題となりそうな各氏のカクシ妻4名と+2名の大応援団! 出場種目は、ワタ串を除く6名全員がミドルのBタイプ(なんでやねん!)。ibiki植木 氏は「BをやめてAにでる!」と宣言していたのに、出走馬名簿をみるとAにナシ!連夜 の残業地獄から這い上がれずに225kmの距離に恐れをなしたか?(実際は、申し込み後の 種目変更は不可だったのですよね) 

 ワタ串は、出発の前日もあいも変わらず残業マン。21:30に退社して、NASのプールで しばしナマコとなってから帰宅。早く寝ればいいものを、遠征の準備を全くしていなかっ たので、一睡もせずに「胃の上食道くん」をピックアップに午前3:30にJR本八幡駅へ向 かうことになりました(ガーン)。 ということで、ワタ串と井上食道くんの“ザ・ワイルド2”は、一路関越道で早々とレ ース前々日の金曜に現地入り。ドライブでは、井上クン待ってましたとばかりにこの日の ために新規購入したという松田聖子のベスト版CDをかけ始め、早くも移動カラオケボッ クスと化し、井上君はひとりゴキゲン・トランス状態に入ってしまいました! 関越道はスッカスカのスースーだったため、8時前に寺泊に到着(フェリー出港は9:50)。 近くの釣具店で、佐渡で「ドーだい巨大黒鯛」を釣るための竿と仕掛けを購入。待合室に は、プロの山倉夫妻や「チーム・グラッド5」の子供たち(もう20歳近くも離れてるんだ よね)など大勢おり、意外とにぎやかな船旅の予感。

フェリーに乗り込むや否や、ワイルド2の面々(とはいっても2名だけ)は、出港の銅 鑼の音を聞かずして「もう待てんバイ!」ってプシプシと缶ビール4本を「秘技・真空一 気のみ」したのでした。その後、佐渡の赤泊港に船のドテッ腹を着けるまでの約2時間、 それまでの寝不足がモロにでて、甲板で「人間丸干し」と化して死んだように寝たのでした。  越佐海峡は鏡のようなベタ凪。2時間近くで赤泊港へ入港。赤泊は小佐渡のちょうど中央 に位置しており、Aタイプ・バイクの120km、Bの60km地点あたりか。船から見える 佐渡は、島というよりは大陸の先っちょといった感じに見える。  赤泊の中華料理屋「みんみん」で腹ごしらえをして運転を井上クンに代わり、佐和田町 の会場へ向けて海岸線のバイクコースを下見を兼ねての移動である。「どうですかね、井上 クン。佐渡って平らでしょう!」「そうですね、内藤さんの話どおり真っ平らですね。 40km/hrくらいでイケそうなんで、タッキーさんには追いつかれないでしょうね!」と早 くもチーム内での勝利宣言。実際、小佐渡は多少のアップダウンが幾つかあるにせよ、ち ょいと登ってちょいと下る、程度で平坦路の割合は多いのだ。  しかし、小木港からの2.5kmの登りは様子が異なる。坂のとっ掛かりの500mほどが斜 度8〜10%、井上君は「ボクちゃんのジツリキからして、ここでタレる事はないですね。こ こで一気に後続を突き放すでしょう!」と頼もしいお言葉!ちなみに、ワタ串はこの坂で昨 年は時速7.2km(3年前は6.9km!)という今にも倒れそうなほどまで減速してしまい、 蛇行はしてないのに、沿道の応援団から「いよっ!曲芸乗り!」と掛け声を貰った思い出 の場所です。

 さて、1時間ほどドライブして佐和田のテント場に到着。ここには、石造りのテーブルと 6人ほどかかけられる長椅子があって、キャンプでくつろぐにはモッテコイの場所なんです (無論、タダ!)。大型タープとテントを張ったら、さぁて、目の前にデッカク広がる真野 湾に、今晩の海鮮特選素材をゲットしに行くッス!  今年の砂浜はえれぇ遠浅でテトラまで殆ど歩きで着きました! 鏡のようなベタ凪のせ いで、透明度が高い!テトラポッドから沖側のほうも、3-4m底の砂のツブツブまでよく見 える! さてと、井上クンと素潜りで岩牡蠣(かき)採りです。約30分ほどで岩牡蠣を30〜40 個ほどと、超特大のサザエを2つゲット!さ〜て、お次はオサカナさんだぁ!寺泊で買っ た釣り竿にオマケのアジ釣り用サビキをつけ、餌をテトラポッドについていた貝にして井 上君が一振りすると、あ〜ら入れ食いで黄色の小さなフエフキダイみたいのが釣れまし た!もう一振りすると、うぉっ!一気に竿先が海面に突き刺さり、竿は大きく弧を描いた! これは大物間違いなしだぁ! 「井上くんしっかり頼むぞ!(でも、俺より大きなのを釣 るなよ!)」といった途端、海中からは餌だけの仕掛けがピョ〜ンと飛び出してきました。 残念!逃がしちゃった! その後、ワタ串の竿にもアタリがあって、アイナメなんかが途 中まで上がるのですが、ことごとく落っことしてしまいました。どうも針が小さすぎたよ うです。テトラに上がって海面を見渡すと、あちこちに大物の群れが見えるではないです か! 来年は絶対にぜ〜んぶ釣り上げて、胃の上食堂で調理してもらうモンね!  余りにもツマミ探しに熱中してしまった余り、ナント、本日予定していた選手受付と競 技説明会が既に終了してしまったのでありました。明日来る安田怪鳥たちと合流していく から、まぁいいか。

 海から上がって無料冷水シャワーを浴びてタキシードに着替えたあと、その他佐渡特選 素材と特選特級アルコホール類の買出しを済ませて、いよいよ「岩がき一品亭」の開店で す。と、そこに早くも当店初の来客が!愛知県は安城市の梅津くん(35歳)が、キーンと 冷えたビール6缶と銘酒「北雪」4合瓶をもって大登場!「のどが乾いてもう死ぬゥ!」と 叫んでいたワイルド2は、調理の準備もそこそこにプシプシと心地よい音を立てたのち、 スグレモノの中空マグカップにトクトクトクと、これまたニヤケテしまう音と香りをたて てビールを注いだのでした。夕陽に瞳を潤ませて目が合った3人は、佐和田海岸中に響き 渡るような大声で「カンパ〜イ(ゴクゴクッ!)、う〜ん、マンダムっ!」てな具合で、一 気にビールを飲み干し、キャンプ場は急激に極楽浄土と化して昇天したのでした。

 さて、冷やし旨ビールのツマミといえば、とれとれの岩がきでしょう!浜で集めた焚き 木でファイヤー!です。細かい枝を入れて一気に火力を増したその上に、殻つきの岩かき をそのまま乗っけて、しばし「よゐこ」となって酒飲み交わすこと約5分、「シュシュ〜っ!」 と言う音と共に牡蠣が焼きあがりました! スイス製の切れ味鋭いアーミーナイフで貝柱 を切り取って殻を開けると、ほわ〜んと湯気が立ち上り、貝類独特の磯の香りが広がるで はないですか! 中にはアツアツのぷっくりプクプク、ツユダクのグラマラスな岩かきち ゃんが鎮座しているではないですか! 井上クンこれを一口ほおばってゴックン、そして 海に向かって「うぉ〜っ!うめえ〜っ!」。 これはイケルと梅津氏。3人で争うように焼いては頬張り、飲んでは頬張る。キンキン冷 やしビールと絶妙な取り合わせですなぁ。もう明後日のレースなんてどうでもイイや!  30数個あった牡蠣は、ものの1時間ほどであと10個ほどになり、さすがに焼くだけで は飽きてくるし、漸く腹の具合も落ち着いたので、実はナガレの凄腕包丁人「柳包丁の達 人・ワタ串」が、生の牡蠣にナイフを入れて酢牡蠣を4〜5個こしらえた。3倍酢に砂糖を 入れてやや甘めに仕上げるのがコツ。広島や東北の冬の牡蠣に比べると3〜4倍はあろうか という大きさで、一見グロテスクですが、これを口に含むと海のミルクが口中にふわ〜っ と広がって、「う〜む、酒もってこ〜い!」と唸らずには居られなくなるのです。 その後、チーム・イージーNaganoの高野くんほか若造2名が、ウレシイ追加極冷ビール を持ってきてくれて、焚き火は「ダァーッ!」と燃え盛り、テーブルには出来たてのスモ ークチーズ(これが意外や大好評)やスモーク・ツナ(マグロの切り身をスモークした) などが所狭ましと並べられ、幸せの夜は更けていくのでした。

 潮騒の音が聞こえる静かな夜、ヤロー7名のデリシャス&ウィルダネスの宴は、大型ター プの下でたぶん23:30頃まで繰り広げられたのでありました(酔って時間不明)。 (井上クンとワタ串は、もうダメダメ!というくらいに酔っ払い、テントの中に入ると、 昼間の暑さを少し残したシュラフの上に体を投げ、すぐさま夢の中に突入したのでした)  ところが・・・。夜半過ぎに突如嵐のような雨風が吹きすさび、タ〜プは倒れ、テントは今 にもねじ伏せられそうな大荒れ天気となり、とうとう土曜日の朝方まで続いたのでした。 おかげで、ワタクシよく寝られず、土曜の朝は朝飯食って二度寝。 ワタ串はゲロゲロにはなりませんでしたが、安田怪鳥をカシラとした土曜後発隊は、う ねる越佐海峡にハラワタよじれ、船内でゲロゲロになって赤泊に着いたとのことでした。

‐ 第一部 完 ‐

<Peカトウの初佐渡完走記>
〜絶好のコンディションとなりました〜
 大会当日は昨日の悪天候がうそのように良い天気となり、海はベタなぎ、風はほとんどな しという絶好のコンディションとなりました。チョー久しぶりのミドル出走ですがなぜか 朝からとても落ち着いてむかえた今大会、バイク自走で怪鳥他みんなと会場へ、まずは受 け付け手続き、そしていつものようにバイクをセッティングしているとAタイプのスター トだ。いよいよ始まった。ナイトウさんも行ったなぁなんてちょっと気が引き締まってくる。 もう一度お勤め?(元気だった井上君からあっちが空いてるよと教えてもらいほとんど待 ちなく)ですっきり、するとまもなくお嬢様女王様方が朝の散歩がてらという感じで到着、 これで全員集合。そうこうすると時間も過ぎてそろそろウエット着なきゃなとワセリンを すりすりしていると、横ジーさんからスイムチェック行きますよー!と通りがかり(なか なか落ち着いてるジャン)に声が掛かる。ほんじゃー行きますかと一緒にスタート地点へ。 かみさんに無事帰還のお約束と使用前のハイポーズ。ほどなくヤスダ怪鳥も合流で入水。 水温はとても暖かく波もなし(プール状態だこりゃ)。私は知りませんでしたが佐渡のスイ ムは遠浅で海岸から数百メーター入ったところからのスタート。暖かい水温だったので野 尻湖みたいに体が固まることはなく助かる。横ジーさん(ちょっと緊張気味かな)と周り の景色を見渡せばなんとこの真野湾を囲む海、山、空の綺麗なこと。これだけでも気持ち が落ち着いて、ミドルレースの不安も払拭されテンションが上がって来ました。 あぁやっぱ佐渡来てよかったなぁ〜。

 怪鳥にスイムコースの説明を受け、3人で無事を祈り握手。とにかく完走ですよ、と横ジー さんに目で合図。さあ一斉にスタートだ。「それでは〜」と言う声を掛け最初のブイを目指 しバシャバシャと・・ついに始まったなぁ、といつものように一人ぼっちになった孤独感 を味わいつつ水の中で(独り言)。しかしこりゃ結構なバトルだななどと思いつつしばらく すると、なんとすぐ横に見たことあるウエアー。紛れもなく横ジーさんが泳いでいるではあ りませんか。おーいと言っても聞こえるワケでもなし、ひょっとしたら気が付くかもしれな いと思いしばらく並走?泳する・・と前方で渋滞。エンコした奴でもいるのか。追突やら 横腹こすりぃ引っかき合いで、このぉとかバトッテいたら横ジーさんがいない。いかん先 に行かれてしまったか。ま仕方ないマイペースだ、しかし野尻湖の教訓(これをいつも忘 れる)からコースミスはしないようにしようの一念でブイとロープにぎりぎりで泳ぐ。第 一ブイのコーナーを無事クリア。第2ブイコーナーまでコースロープ沿いに進みこりゃう まく泳いでるじゃんとノー天気に思い(これがいけなかった、お調子者で)第2コーナー をほぼ直角に曲がる(ってしまった)。でそのまま真っ直ぐもうちょっとでゴールと思って おもいっきし泳ぐ。頼みにしていたブイとロープは朝日の逆光で全然見えない・・でも・・ 全く見えない・・こりゃ変だぞ??すると誰かがコース違うぞーって。えー!でお魚状態 ノーみそお天気頭で必死にコースを思い出す・・と、そうだ直角じゃなくヘアピンで曲がっ てるんだった・・大慌てで戻ると今度はロープをまたいじゃって反対側にはみ出し、でま た逆へとかでもうジグザグ泳法。いやぁーくたびれた!としているうちに何とかスイムを 上がる。おニューのタイメックス(かみさんのプレゼント、えへっ!)は46:50だ。目標 は45〜48分だったのでまぁまぁか。さっきのコースミスが痛いな、なんて生意気に思 いながらふらつく足で前をみると、なんと大石さんがニコニコしてこっちを見ている。はて、 ロングに出たはずなのに、でもあれはまさしく大石さん。私に声掛けてくれてたし?などと 思いつつバイクトランジットへ。入口でかみさんと植木ママにお目見え。トランジットタ イムはまぁまぁ。植木ママからハイポーズ(余裕?)

 いよいよバイクスタートだ。なんか いい感じ・・。乗り始めてすぐあの山倉紀子さんが沿道にいる、あっ山倉紀子さんだと口パ クパクしたら、彼女にもわかって「こんにちはー」と大きな声を掛けてくれる。私ごとき にすごく嬉しい。幸先いいじゃん!ペダルも一気に軽く感じちゃってガシガシと商店街を 抜ける。なんと何台もの(ちょっとオーバーか)バイクを私が(ですよ)追い抜いてい く。やっぱ練習はせんといか〜んなんて今更か...。こんなことは初めてだ。メーターを見 る・・32.3kmを超えてる(タッキー見てちょ!)・・このスピード維持して行こう・・ となんとか続けていると、同じ位のスピードの集団に入れる。何度か切れそうになるがぐ っとこらえながらペダリング。小木の前はほとんどフラットと聞いていたが結構上りもあ る。何度か上り下りすると突然に海が見える。すごく綺麗だ。いい景色だぁ、ついに海 岸線に出る。ここからは小木までたぶんフラット、けど少し向かい風だ。これも最後まで お付き合いだろうな...と思いつつとにかくひたすらペダリング。景色は抜群・・でも・・ 切れそうになりながら(ホントは何度か切れました)も、昨日フェリーが着いた赤泊を 過ぎる。結構いいペースだ。ひょっとして4時間きれるかも・・おまじないのステムにテ ープ止めしたヨウカンを食べる。あとは小木のあの登りが来るなぁ・・で、ついに小木に 到着。きつい登りだ。とっておきの38Tと27Tを使う。でもそれでもこの坂はきつぅ ー、それに長〜いっす、この坂は。それにもう足もかなりきてるし、長い下りが待ち遠し い・・の一心ですりすりと上る。途中美形の女の子を抜く(いかん、抜いてしまった!)。 ついに待望のあの長い下りです。むひょぉー、気持ちいぃー、トランジットまで続けぇー、 とついに真野湾へ出る。がしかし前方に最後の上りが見える。足が痛くなってきた・・や ばい、車がなんか邪魔くさい。気持ちが切れそうだ、え〜いガンバレ!残った特性アミノ バイタル割カーボショッツ(もちコーラ味でガラナ入り)を飲み干す。やっとフラットに なる・・八幡館前をすぎる・・ついに商店街だ・・残念ながら4時間はちょいオーバーか・・ 角を曲がる・・バイクゴールだ。ゴール地点のかみさんと植木ママにこちらから声を掛け る。気持ちはまだ大丈夫。ついに最後のパート、ランの始まり。

 かなり暑くなり始めたし足にもきてるし、いきたくな〜い...! でも、うまいビールを飲むんだ今晩は(これがトラ イアスロンを始めたホントのワケ、なんのこっちゃ)。と、よたよたとスタートする。サッ カーニのスタッフが声を掛けてくれる(昨日Tシャツ貰った時にレースナンバーをメモっ てた)。履いてるヨー!とよれよれながらも声を出す(サービス精神はまだあるな)。けどい つものゴール直前位のよたよたペースだ。亀さんペースで遅々として進む・・八幡館だ。 角を曲がる・・と見慣れた(まだ着てる)オレンジ(ホントは赤かったらしい)のジャー ジのタッキーと遭遇・・「生きてましたかー!」って、相変わらず疲れ知らずの舌好調ぶりだ。 しかしかなり気合が入っている。するとこんどはウエキーとすれちがう。ヨレヨレでこ っちに気が付かない・・ガンバレ・・ガンバルのは自分だよなぁ...しかし、あそこまで 自分を追い込むのはすごい、なんて思いながらエイドで冷たいドリンクをゴクゴク。ほ どなく田んぼの中を行く。すると高橋あつみ君に会う。大石さんはスイムでリタイヤだ そうだ。みんなドラマがあるよな...なんて一人うなずく。ちょっとした住宅街に入 る。坂があったりして...つらい...暑いな、実に...折り返しはまだかいな... 井上君が来ないなぁ...。あっ!前に見慣れた人が水を頭からかぶってるのが見える。 ヤスダ怪鳥だ、早いなぁ。ランの姿がかっちょよい。元気に声が掛かる。快調に行ってしまった。 さすが怪鳥だ?早くこっちも折り返したい...やっと折り返しだ。もうふらふら。エイドで 氷やオレンジ、梅干なんでもかんでも口に入れる。この期に及んでも食い意地がはってる?

・・ひたすら我慢でよたよた行く。おっ前から来るのは横ジーさん、「ガンバー!」す ごい頑張ってるな、自分もがんばんなくっちゃ!また田んぼ道になる...超先輩の中尾 さんが落武者になった「武蔵」状態で前から来る。思わず恐れ多くも「中尾さんガンバ!」 と声掛けするとニコっとしたようだ。武士も笑うんだな...なんかジーンと真摯な気持ちに なる...あの境地になるにはまだあと30年の修行か...えぇっ、マジかよぉ。暑い、あ つい、アツゥーイ田んぼ道を行く...あれ前からくるのはワタ串ナイトウさんではないか いな?イエーィ、タッチー、すごい元気だ。180kmバイク乗ってんのに、やっぱ、変 人だ?・・やっと八幡館が見える...もうあとラスト5kmだ。エイドでキャップの中に 氷を入れる。うおぉー冷てぇー...八幡館を過ぎる...いよいよ商店街が見えてきた... ゴールへの曲がり角を目指す。そういえばゴールはどの辺にあったんだっけ?...バ イクトランジットの向こうにゴールが見える。やっと帰って来た。おぉー、みんなが待って くれてる...タッチタッチタッチー...遂に「ゴォ〜ル」だー!タオルがでかい...コー ラがうまい!いやぁ〜、長かった!でも終わってみればなんと楽しい大会だったことか!やは り噂の通り佐渡は素晴らしい大会でした。ヤスダ怪鳥、宿とか道中のご手配ありがとうご ざいました。快適でなんの心配もなくレースが出来ました。また、みなさんの応援と佐渡 のスタッフの方々に大感謝です!

来年も出ちゃおうかなぁ〜、やっぱ、出るっきゃないかぁー、みんなー行きますよー!!! ・・ホントお調子者です。 (レポート by ぺ)

<大会関係リンク>
  • オフィシャルサイト・・・リザルト載ってます!
  • 佐渡トライアスロンネット・・・画像集(写真集)が載ってます!
  • モニカとナスナのページ・・・画像データベースがあります!
  • のんびりトレッキング・・・画像が掲載されています!
  • 他にもあったら教えて下さい!

    <ネットで見つけたチーム関係者の画像>
  • タッキー:バイク---のんびりトレッキングより!
  • タッキー:バイク---モニカとナスナより!
  • タッキー:ゴール---佐渡TAネットより!
  • ヤスダ怪鳥:ラン---佐渡TAネットより!
  • G横山:バイク---佐渡TAネットより!
  • G横山:バイク---モニカとナスナより!
  • ナイトウ:バイク---モニカとナスナより!
  • 応援の女性陣---佐渡TAネットより!
  • 応援の女性陣---佐渡TAネットより!
  • 自分の画像を見つけたらアドレスを教えて下さい!
  • 園川さん:バイク---モニカとナスナより!
  • 武内さん:バイク---モニカとナスナより!
  • CTUの園川理事長と武内理事です
  • ●国際Bタイプ結果速報(S:2.0km / B:105km / R:21.1km)
    総合 名前 Time Swim Bike Run 年代別
    45 タッキー 5:43:10 39:38(122) 3:11:12(31) 1:52:20(86) 1位
    52 ウエキー 5:45:29 36:13(55) 3:08:28(18) 2:00:48(141) 15
    233 ヤスダ怪鳥 6:42:48 41:18(171) 3:49:47(283) 2:11:43(238) 8
    430 Peカトウさん 7:38:34 47:12(357) 4:05:55(388) 2:45:27(457) 52
    505 Gヨコヤマさん 8:27:27 48:10(389) 4:26:14(471) 3:13:03(520) 36
    - 胃の上食堂 - 36:48(65) - - -

    ●国際Aタイプ結果速報(S:3.8km / B:180.2km / R:42.2.1km)
    総合 名前 Time Swim Bike Run 年代別
    115 ワタ串ナイトウ 11:59:03 1:05:09(7) 6:30:20(190) 4:23:34(133) 32
    (一口コメント by タッキー)
    タッキー スイムが思いの外早く上がれた(39分台)のが良かった。予定では45分前後でした。 ウエキーから3分差と言われたので追い付くぞと勇んで出たのですが、 後半、小木からの坂辺りから失速してしまいました。 ランは本当にゴールできるのかと思うくらい走れなくて、 ランスタート時に6分差と言われたので、もうウエキー追い付かないなと思ったのですが、 途中フラフラになってるウエキーを発見!追い付いた喜びより、 熱中症と思われるウエキーの方が心配になっちゃいました。 翌日のリザルトで右端の年代別順位を見たら「1」って書いてあって、 アレ!行を間違えちゃったと何度も見直しました。 差ほど良いタイムでは無いのですが、同じ年代の強豪達が参加していなかったのがラッキーでした。 どんな理由であれ、やっぱり一位はウレピー!です! 来年も行くぞ!年代別2連覇だー!

    ibikiウエキー スイムは思っていたより遅かったかも...。彼の力なら35分は切れたハズ。 やはり直前に体調を壊したのが響いたか。 しかしバイクはやっぱり速かった!バイクパート順位18位は伊達ではありませんな。 その分、ランに負担が来てしまったのでしょうか。はたまた照りつけて来た太陽に やられてしまったのでしょうか。 ラン後半は蛇行するほど調子を落とし、タッキーに先行を許すハメに...。 ゴールできるのかと心配される程だったが、その後踏ん張り、タッキーから2分後にゴール! ランの練習さえ出来れば怖いもの無しです。

    ヤスダ怪鳥 スイムは順当ながら、後方でスタートした分だけタッキーに遅れたか。長い距離は怪鳥の方が速いハズ。 バイクは奥様に内緒で購入した○○万のInterMaxと、ツール記念モデルのキシリュームのの威力か出たか。 もう少し乗りこなせれば3時間30分台までは行けるでしょう。 ランですれ違う時もまだまだ元気だったので、練習次第ではまだまだスピードアップ出来ると思われます。 モリナガ君に鍛えて貰って下さい。来年は5時間台を狙いましょう!

    Pe勝とう!さん バイクを新調した影響か、事前の練習も非常に調子良く、それが結果にも現れたのではないでしょうか。 大島大会、野尻湖大会から考慮したタイムから考えると、非常に素晴らしいタイムです。 特にバイクパートでは、愛しのPeニャレロ君がガンガン走ってくれた様で、 怪鳥と16分の差しかありません。あのコースを考えると、信じられない素晴らしいタイムです! もう少しで4時間切れますね! でも...ラン練習...しなかったでしょ!

    Gヨコヤマさん やっぱりスイムではPeさんとイイ勝負してますな!この勝負これから益々面白くなりそうです! ナイトウ・スイミングスクール入った方がいいですよ!Peさん、それで開眼してましたよ。 バイクは朝練に参加してくれればまだまだ速くなれます! ランは遅い時間になる程暑くなって来たので、Gさんには大変だったと思います。 モリナガに弟子入りで3時間切りは間違い無しです! 来年頑張りましょう!

    胃の上食堂クン ピッ!ピッ!ピッ!ピーーーーーーーーーーーーーー!泣くな胃の上!胃液が出るぞ!

    ワタ串ナイトウ 前日も飲んだくれてた割にはスイムを7位でアップ!どうなってんでしょ、ワタ串の胃は?? 兎に角スイム速い!イチローも古賀も速いけど、ワタ串はもっと速い! それも、先が心配でマイペースで泳いだんで、イデに負けてしもうて悔しい!...と来たモンだ! 来年は是非トップで上がって貰いましょう!今日からマイティ絶酒の会を作って、 ワタ串にはアルコール飲ませません!”ギューニュー”オンリーです! バイクは乗って無さそう(乗ってる?)でもこのタイムですから、来年は長距離ライドやりましょう! ランはラスト数キロをキロ5分から6分のペースで走る快走! まだ全然明るい内に帰って来ました!サスガと言うか何と言うか、兎に角ふざけた人です! フルマラソンだけでも四苦八苦しているというのに、どうしたらあんな風に走れるんでしょう!? 目標だったという12時間を見事にクリアしてのゴールは脱毛脱毛チョー脱毛です!

    皆さん、お疲れさまでした!良く頑張りました!

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