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(2003/NOV/09) 2003 西湖ロードレース( by タッキー)
↑多くのロードレーサーがシーズン最後のレースと位置づけている。紅葉の中のレースは最高!

↑本栖湖畔でのヒロさんと、背後に霞んで見える富士山!


↑紅葉の本栖湖畔。家族連れやアベックの姿がチラホラ。ボート遊びや釣りやイチャイチャを楽しんでいました!


↑上九一色村から緩やかな傾斜を登ると朝霧高原と呼ばれる辺り。雄大な富士山がそびえ立つ!


↑秋晴れの西湖畔!前日は試走を兼ねて、多くのレーサー達が走りを楽しんでいた!


↑Eクラス出場の高校生君!


↑Dクラスに見事3位に入ったシロクマ君の積極的な走り!


↑前半積極的な走りをしていたDoc.T氏!頭の中はピレネーの真っ最中です!


↑何度も集団の先頭を引いていたパンターニ清水の勇姿!


↑ヒロさん渾身のアタックか?


↑タッキー渾身のアターーーック!...でブービー!


↑仕事が忙しくて練習が出来ないとぼやきながらも、家族の応援で頑張ったナオシ君!

<前日は絶好のツーリング日和!>

 11/09(日)富士五湖のひとつ、西湖で行われた中野浩一メモリアル西湖ロードレースに タッキーがTA-BOのメンバーと参加して来ました。 受付が前日と言うこともあり、毎年お世話になって民宿へ泊まっての一泊二日の大会。 この大会は、多くのロードレーサーがシーズン最後の大会と位置づけており、 またの西湖湖畔の平坦なコースで紅葉がきれいな時期などと言うこともあり、 結構人気の大会。来年はマイティでも練習がてら如何でしょう。

 前日は殆どのメンバーが都合で早い時間に出発出来ず、 結局ヒロさんと二人で先に出発する事にした。 紅葉の時期の土曜日と言うこともあり、首都高速は所々渋滞もあったが、 ヒロさんの機転により巧く回避して中央道へ。 あとは順調に河口湖の終点まで辿り着く。 宿に着いたのが朝の9時前。ちょっと早すぎて迷惑かなと思ったが、 他に何もする事もないので、宿のおばさんにご挨拶。 おばさんは少しも迷惑な顔も見せずに、すぐに暖房とお茶を用意してくれた。 ありがとうございます! 天気は快晴、時間も早いのでヒロさんと二人で周辺のツーリングへと出かけた。 西湖西端にある宿の前の道は、河口湖から続いている湖北ビューラインと言う。 その道を西へ向かうと緩やかな登り坂が続き、河口湖インターから続いている 国道139号、別名富士パノラマラインに出る。右に進路を取って進むと長い下り坂が現れる。 二人とも、快晴の乾いた空気の中を気持ち良く下って行った。 下りきった右手が精進湖となる。精進湖は小さな湖だ。 釣り人やボート遊びの人を横目に、あっと云う間に精進湖畔を一周した。 元の道に戻りその先を目指した。すぐに本栖湖に辿り着く。 当然一周への旅へ出る。右へ折れると国道300号線となり、下部温泉方面となる。 かなり昔、マイティの合宿に参加させて貰った事を思い出す。 あの時は下部温泉に一泊し、翌日下部温泉からの長い登りを本栖湖まで一気に上がって来た。 今日はその坂を下る前に左への脇道へ入り、本栖湖畔道へと向かう。 精進湖とは違い本栖湖はデカイ。 途中、遠くに霞んだ富士山が見える絶景のロケーションがあったので、 写真を撮ることにした(画像1参照)。

 湖畔を一周して元の道139号へ戻ると更に先へと向かって行く。 先程から大型のトラックが何台も追い越していく。 暫く走ってだらだら坂を登り切るといきなり左手の脇道へ入る。 良くこんな道を知っているなと思ってヒロさんに尋ねると、 仕事で何度か通った事があるらしい。 因みに139号は富士インターや御殿場方面に向かう道なので、 トラックがやたら多いのだと説明してくれた。成る程...。 脇道へ入ると先程の騒音がウソの様に、静かでのどかな農道の雰囲気を漂わせる。 この先を行った辺りがサティアンの有った処だよ、とヒロさんが教えてくれた。 今は当時の騒動が信じられないほど閑散としてのどかだ。 富士山へと一直線に向かっているだけあって、道は緩やかなながら登っている。 所に拠っては明らかな登りとなる。暫く走ると朝霧高原と呼ばれる辺りに着く。 雄大な富士山がくっきりと二人の前に姿を現した。思わず記念写真をパチリ(画像2参照)。

 写真を撮った場所は十字路となっている。 まだ先へと道は続いていたが、我々は富士山を右手に見ながら、 真っ直ぐ伸びる麓の道を西湖方面に向かう事にした。 暫く登基調が続く。左手を見ると、先程廻ってきた本栖湖が遙か遠く眼下に見える。 かなり登って来たことを再確認する。 高原の風情は針葉樹、広葉樹入り交じった林が続く樹海の雰囲気を醸し出してきた。 富士山頂から見ると、北西の位置を走っていることになる。 ひんやりした空気ながら、秋晴れの気持ちの良い空気の中を進んでいく。 暫く走ると下りが現れてきた。今度は徐々に下っているらしい。 この道の終点も近いのか。 勾配が急になると、いきなり車の多い道にぶつかった。 河口湖インターからの道、国道139号、富士パノラマラインに出たのだ。 場所は西湖までほんの少し先の場所。 西湖方面へ走り、すぐに脇道を右に入る。すぐに下り坂となり暫く下ると西湖湖畔道へ出る。 明日レースが行われる道だ。左折して宿へと向かう。 走行距離60km程。今回はこれだけでも満足と思わせる非常に気持ちの良いツーリングだった。

<暴力的スピードにギブアップ!>

 さて翌日はいよいよレース日。クラブの若手、ヒロさんの後輩の高校生達や白熊君(これ本名です。 シロクマかと思ったらシラクマだそうです。でも我々はシロクマ君と呼んでいます) が出ているレースを応援観戦する。 高校生達は皆無事完走。まあ、今回はこれで良しとしましょう。 シロクマ君はDクラスで見事3位入賞!オメデトウ!次回からCクラスを走ることになります。 益々頑張って欲しい期待の新人だ!

 続いてオーナーDoc.T氏、湘南クラブの佐竹さんらが参加するOクラスを観戦。 一周目、Doc.T氏が積極的に前で走っている。そんなに頑張って大丈夫か!? 二周目、決定的瞬間をカメラに捕らえようと坂の頂上付近に移動。 やって来ました大集団!直角コーナーを曲がっていきなりの上り坂! Doc.T氏もいい位置で上がって来た...何故か後ろの選手が次々に追い抜いていく... 何故だ!どう言う事だ!...何とか頑張って登り切った...さあ行け!... また追い越された...後ろの選手が追い抜き様にT氏に声をかけてる!...エビナさんだ!... その後エビナさんは先へ行ってしまった!... どうしたT氏!もう後ろには何人もいなくなったぞ!... その後Doc.T氏はガックリ肩を落としてコースの先へ消えて行った...結果は...

 私とヒロさんはレースの時間を考慮し、食事をしに湖畔の食堂へ。 食堂で待っていると、そこへCクラスの集団。 何とパンターニ清水が先頭を引いて現れた。 凄い凄い、頑張ってる頑張ってる! パンタ清水も今やすっかりCクラスのヌシ化しつつあるが、 そろそろ脱皮してBクラスへステップアップして貰いたい。 この大会で何とか決めて貰いたいものだ。 2周目、またしてもパンタ清水が先頭で登場! おいおい、最後大丈夫か!?...ちょっと心配になる。 レース後に話を聞いたら、ダーレも先頭引かんから、 T字から殆ど一人で引いちゃったよ!プンプン!と言っていたが、 やはり最後は脚に来たのだろう22位でゴール。 この頑張りは必ず次のレースに繋がるはずだ!

 さて私の参加するAクラスの時間が来た。 2分前にはナオシ君の参加する最上級クラスのSクラスがスタートする。 スタートで並んでいると、どう見てもブリヂストン・アンカーチームと思われる選手が 数名先頭に並んでいる。 どうやら、Sクラスに参加するブリヂストンの若手4人が、 ハンデと言うことで2分遅れでスタートする我々Aクラスと一緒にスタートする事になったらしい。 しかも、Aクラスで着いて行ける人は着いて行って良いと言うルールだ! と言うワケで、スタート直後から実業団の若手4人のスピードに引っ張られ、 我々Aクラスのスピードは暴力的なスピードになってしまった。 スタート直後の下り坂は、例年なら足をゆっくり回していれば良いのだが、 今回はガンガン踏まないと離れていってしまう。 その後の平地になってもスピードは落ちず、下りで60km/hは出ていたので、 多分50km/h前後で進んでいたと思われる。 すぐに一列棒状の状態が続き、脚を休めたが最後、隊列から切れるだけ。 で、ワタシメは心臓がバクバクになり、3kmも経たないで隊列から切れてしまった。 目の前に居たラバネロの14歳の少年は何とか着いて行った。凄い! ワタシメは見事負けてしまいました。

 一人で走っていると何人かが追い付いてきたが、 ワタシメは息が上がって着いていけずリタイヤを覚悟。 まだ河口湖からのT字にも辿り着いていない。 T字を過ぎてちょっとした辺りで、バイクを引き連れた最終レーサーが追い付いて来た。 完走目指して頑張りましょう!と言う彼に励まされて二人で周回する事にした。 2周目、彼も積極的に先頭を引いてくれ、当分の役割負担で周回する。 3周目になると彼も疲れて来たようで、先頭時間が短くなる。 最終周は完全に後ろに着くだけが精一杯の様だ。 殆どを一人で引き、宿からの登りで彼を振り切った。 でも先頭から16分も遅れてのブービーでした!

 ヒロさんの話ですと、ブリヂストンは一人を残して3人が先頭交代し、 全くスピードが落ちなかったらしい。 で、ヒロさんも宿からの登りで遅れてしまい、 その後の緩い登りでやっと追い付いたものの、 最後の坂を登り終わって切れてしまったとの事。 10人ほど(実際は7人ほど?)が着いて行ったそうだ。 一人での走りを続け、落ちてくるヤツや、後ろから追い付いてきた ヤツらと10人ほどの集団を作って走ったそうです。 (それでも42km/h出てますよ!ビックリ!)

 結局ブリヂストンはSクラスに追い付き、 4番目を走っていた宮澤 崇史選手がそのトップを獲りました。 お陰で、Aクラストップの平均スピードが47km/hなどと言う 飛んでも無いスピードになりました! 着いて行ったAクラスのヤツって何モンですかね!? もう勘弁して欲しいっすよ! 私なんぞ実業団と一緒に走れるワケがない! 次回からCクラスです!

(タッキーレポ...じゃなくて、
        ボヤッキーレポートでした!)


↑本当はこっちがメインの大会と言われている、楽しい夜の飲み会!


↑引き続き飲み会は続く!

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