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サド屁の路に戻る

【タッキーのサドde撃チン屁の満】

 いやぁ〜、またしてもやって来ましたな! 題して「サド屁の路!」 この怪しげなタイトルの元、我がマイティ虎男・虎女達が 夏場のツライ(?)練習をこなして来たわけである! 昨年は強豪が参加していなかったというラッキーが重なって、 思いがけずエイジ優勝(エロ爺優勝では無い!)してしまったが、 ハテサテ、今回はどうなりますやら...。  6時スタートのAタイプ、ドス鯉&ウエキを見送った後、 一時間後のスタートに備え準備に大わらわ! 早めの準備を心がけるが、結局いつもの様にのんびりモードになってしまう。 何でもギリギリじゃないと動けない性分なもんで... きつくなったウェットに無理矢理身体を押し込んで海に向かう。 一緒にスタートするメンバーと写真を撮ったりして暫しくつろぐ。


 海の彼方に長く伸びた水しぶきの帯が見える。Aタイプ出場選手の力泳が続く。 さぞかし今頃ドスは、サザエだ!アワビだ!と海中で叫んでいるに違いない! Bタイプに出場する我々は、入水チェック、ウォーミングアップ、ストレッチなどに入る。 ワシもドス鯉にあやかろうと、四股を踏んで海に飛び込んだ。 それぞれがスタートに備えながら沖を見ていると、あららビックリ! 一人、コース間違ったんじゃないの?と思われる速さで、 グリグリ岸に近づいて来る。幾ら速いったって...後続に数十メートルの差を着けている。 もしかしてドスかな?とも思ったが、すぐさま「絶対不可」の四文字が目の前を通り過ぎた。 それにしてもトップは速かった!どうやらドスはすぐ後の集団で上がったらしい。 それも速いよなぁ〜!





 AM7:00、いよいよBタイプのスタート!今年はフローティングじゃなく、浅瀬からのランスタートになった。 右側に位置取ったが、潮流の関係もあってか、大きく右に曲がる原因となってしまった。 スタートして暫くはゆっくり進む。途中で前方の選手が左に曲がって行く。 つられて左寄りへとコースを取ったが、どう考えても左過ぎ。まるで直角に左に曲がった感じだ。 落ち着いてコースを確認すると、やはりかなり右にずれていたらしい。 大きなロスをしてしまった。多くの選手がそうだったらしい。 第一ブイで右側を見ると、袖口にオレンジ色の選手が!アレっと思って確認すると何とヤスダ怪鳥だ! こんな広い日本海で怪鳥にお会いできるとは...何たる偶然! いきなり手にロープの様なモノがぶつかる。ブイを結んでいるロープ(ワイヤー?)らしい。 私は右呼吸なので、このままロープ沿いに行くのが一番ロスが無いと思い、そのままコースを保って進む。 怪鳥は一旦ロープを潜って向こう側へ行く。怪鳥は左呼吸。 どうやら同じ作戦の様だ。殆ど同じスピードで進んでいるため、私は常に怪鳥を確認出来たが、 どうやら怪鳥は私の存在に気が付いていないらしい。 その差が少しずつ開き始め、怪鳥はやや後方に。 ヨシヨシ、このまま気が付かれない内に離してしまおう、ウッシッシ...などとほくそ笑んでいると、 突然頭にドスーンと何かがぶつかる! アヤヤと思って顔を上げると、そこには少し大きめのブイが。 幸い柔らかい素材だったので助かったが、固かったら脳しんとうを起こしていたかも... そんな危険なものは使わないか...気を取り戻して再び泳ぎ始める。 第二ブイ通過。怪鳥を探すが見つからない。上手く逃げ切れたか...。 第三ブイまでは何とか上手く辿り着けたが、 ゴールに向かうコースがまた分からない。 何度も顔を上げて岸を確認するのだが、大体、ゴール地点を良く把握していない自分がワルイ! どうやら少し右に行き過ぎたようだ。左にコースを修正して何とか浜に近づいてきた。 何時もウエットスーツを脱ぐのに一苦労しているので、海水を利用して浅瀬でウエットを脱いでしまおうと思い、 まず右足から脱ぎ始める。右足は難なく終了。左足を取ろうと思い片足になると、 フラフラしているのでバランスが取れず何度も海中に横倒しになる。 最後は横になったまま手で引きずり下ろした。 陸上と海中、一体どちらで脱いだ方が速いのか、さっぱり分からん! この間に後続にゾクゾク抜かれてしまった。他の選手からみたら、 コイツ、水ん中で何やってんだろ?と思われてしまった事だろう。 確かに間抜けな図だった! そんな事も災いしたか、タイムは昨年よりも4分も遅かった(43分09秒=単に歳か?)。 腹部に納めていたチームジャージを取り出し、着ながらトランジットへと急ぐ(上写真)。

 ウエットの中に仕込んでいたジャージが冷たい。 大してトランジットタイムは変わらない様だし、 来年はトランジットでゆっくり着替えよう! ジャージの後ろポケットに、用意しておいたウィダーゼリーやら カーボショッツやらを詰め込んでスタートする。 最初は比較的低めのギアから廻し始めるが、それでもどんどん先行する選手を追い越せてしまう。 チョ気持ちエエー! 途中内陸に入った所で大型のトラックが道を塞ぐ。 瞬間的にはトラックの方が先に行くのだが、 その先にゆっくり走る車がいるようで、 普通に走っていても追い付いてしまう。 完全に押さえられてしまった状態。これには参った。 ま、通行止めじゃない以上、こういうアクシデントもしょうがない。 両津港に出る辺りで、やっとトラックはコースを外れた。 海沿いの道をやや重めのギアを踏み込む。 何度も幾つかの小集団を追い越す。 目標は5分前を行く胃の上の大将! 彼も去年のリベンジを懸けて必死に走っているはずだ。 何度か前方にオレンジ色のジャージが見える。 その度に追い付いたか!?...と思うのだが、 サスガに彼もJCRCのBクラスを走っている脚力を持っている (因みに私の方が格下のCクラス)だけあって、 そんなに簡単に追い付くはずがない。 或いは遙か先を行っているかも...? しかし、こちらの気持ちが切れない限り、絶対に追い付くと信じて走る。 そしてやっとバイク50km地点(?)、数名のドラ糞グループから距離を置いて走る大将を発見! 大将の脚を持ってすれば、前を行くドラ糞グループに着いて行くことなど容易であろうが、 大将は明らかに距離を明けドラフティングを避けている! 「さすがマイティ!」と嬉しくなった! しかしスピードは本来のスピードではない。 腹でも減ったか?? 追い抜き様に「来い!」と一言云って、 前方のドラ糞グループに追い付きそのまま先頭に出る。 当然、ドラフティングを潔しとしない大将は、そのまま後ろで一人走行を続けた!さすがダ! で、ワタシメの後ろでは、ドラ糞大好きのゴキブリちゃん達が一列縦隊。

そのまま一人先頭引きを続けるとまたしてもドラ糞グループ発見! 同様に追い付き撃破!スピードが上がって着いて来れなくなった者は ズルズルと後退して行く。 しかし、その中の何人かは新しいドラ糞グループを編成し、 結局10人弱のドラ糞好きがゾロゾロと着いて来る! こちとらトップギア(53×12)走行なもんで、平地ではガシガシ行けるのだが、 緩い登りが来ると、後ろのゴキちゃん達が軽いギアをクルクル廻して追い越して行ってしまう。 いっそそのまま先を行ってくれれば良いのだが、 平地になるとまた追い付き先頭に出てしまう。 そうこうしている内にこちらが疲れしまい、 後ろのゴキ集団が追い越しにかかって来たので、 ドラを避けるため大人しく後に落ちて行く。 最後尾から5〜7m(本当は7m以上)の間を開け、 更にセンターラインに沿う程横へずれて走った。 が、程なくドラ集団と僅かに差が着き始め、 そしてロードレースで云うところの集団から切れた状態になってしまい、 小木の坂を前にしてゴキちゃん達に1kmほどの差を着けられてしまった。 小木の坂ではドラ糞グループにも動きがあった、と言うか単に登れないゴキちゃんが遅れたと言うか、 何人かのドラ好きゴキちゃんに追い付き追い越した。 更にその先の登りでも何人かの残党が喘いでいた。

やっとバイクも終盤、最後の平地に入る。 脚がすっかりギアに負けてしまって、スピードが一向に上がらない。 宿にしている八幡館の前で、美女応援団が待ち構えてくれていた。 チンタラスピードで情けないやら、お恥ずかしいやら...。 「頑張れー!イケー!」と言ったか「頑張れー!ハゲー!」と言ったかは定かでないが、 兎にも角にも、黄色い声援にハゲが倍増してしまった! 八幡館前を左折するともう残り僅か、コースに戻って商店街を過ぎ、 ヘロヘロになってトランジットに入った。 タイムは...ゲゲゲ!去年より8分も遅いではないか!3時間19分、立ち直れない!ギャフン!


 ランに移ると重いギアを踏み続けたツケが回ったか、 大腿死闘筋がピクピク!今にも攣りそうな状態!折り返し手前では遂にハムストリングが 完全に攣ってしまい徒歩トホホ!これでワシの佐渡も終わりやと諦めましたが、 エイドでスポンジの冷たい水をバシャバシャかけたらアラ不思議! 攣りがおさまって何とか走れる様になりました。折り返して大将とすれ違うと差は約4〜5分、 大将もしんどそうだし、このまま走れれば逃げ切れるかと思い最後の踏ん張り! 何とか追い付かれずにゴールしたが、ランタイム1時間42分、トータルで5時間44分、昨年より1分オーバー! エイジ2連覇の目標も強豪の参加であっけなく粉砕されました!  今年は胃の上大将のお陰で、気持ちが切れずに頑張れました! 来年の大将はもっと強くなっているでしょうから、 ワシも負けずにハゲ見せます...じゃなく励みます! ワシはこれで一応Bタイプは卒業するつもりです。 来年も参加する様であれば、PEさんのチャレンジ精神を見習ってAタイプに出場する予定です! 皆ハン、切磋琢磨して来シーズンも頑張りましょう!


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