10月2日、銚子マリーナトライアスロンに参加してきました。
今回は自分が所属するチーム(チームケンズ、マイティ、クロマニヨン)からも多数の参加もあり
楽しみなレースとなりました。チームケンズからはライバルの五十嵐さん、斉藤さん、深澤さん。
マイティからはトライアスロン初参加の大堀さん。クロマニヨンからは安丸さん、小野原さん、ケンズのOBの谷口さん
(先の深澤さんも)が参加となりました。
前回の波崎と近いところでのレースだったのと(波崎では前泊してすごく楽だった!)
今回は家族での参戦とな銚子市内に前泊することにしました。
今年最後のトライアスロンということもあり自分としてはこのレースに照準を合わせてトレーニングを
してきていました。
トレーニングのほうも7割がたはこなせてきたように思う。
それだけに自分でも多少の期待を持っての レースでありました。
土曜の夕方4時半過ぎに仕事が終わり家に戻り準備して5時半前に出発!
途中高速のサービスエリアにより夕飯を済ませる。9時過ぎに宿に到着。
夜、11時半過ぎには床に就き、朝5時過ぎに起き、5時半には宿を出て行きました。
朝起きたときに右ひざに違和感と痛みを感じ「あれ?」と思いながらも気にしないようにしていました。
(結局、何も問題はなかったみたい!?)
会場に6時前に入り受付を済ませ、準備を進めていく!
早めに行動していたので今回は時間的にも余裕があり準備することができた。
最近、急に寒くなったりしていたが今日は暑くなりそう!
水温は21℃を超えているとの放送もあり気温、水温ともいいコンディションに!
ただ、風が結構あるのでバイクでは少しきつくなることが予想された。
スタート30分前くらいにウエットを着て軽くアップをする。風の影響か少し斜めに不規則な波があり泳ぎにくさが感じられた。
入水の位置、入水の仕方など修正してアップを終わらせる。(上画像:一緒に参加したオオホリ君(左)と)
■スイム:スタート10分前になりスターと地点に着く。1番右端にスタート場所をとる。
朝のスイム会場のセッティングのときよりも潮がかなり引いたようでスターと地点から波ぎわまで
20mくらい走らなくてはならない。さらに遠浅のため水に入ってからも少しの足が着くため波をよけながらのランがいる。
スイムは三角形のコースを2周の1500m。
第一ウェーブがスタート!その3分後に第2ウェーブである自分もスタートとなる!!
ランから猛ダッシュでいち早く海に入る!そのためか泳ぎだしがリズムになかなか乗れず苦しいスタートとなってしまう。
(もっと冷静にスタートすればよかった・・・)
前に一人いるのを見ながら追いかける!一つ目のブイを回り追うが差は縮まらず。
波にあおられなかなかブイを目指して泳ぐのが定まらずペースがつかめない!
気持ちばかりが焦ってしまう。そして二つ目のブイを回りまた岸を目指す!
回った瞬間、陽の光が水面に反射して方向が全くわからない。感覚に頼り泳いでいるとやっとブイを見つけ
少し左のほうに流されながら泳いでいることに気づきあわてて修正するも前とはさらに少し差をあけられてしまったようだ。
1周目が終わり1度陸に上がりブイを回りまた海へ走る!これが結構きつい!!
2周目に入り少しペースがつかめてきた!!1つ目のブイを回り次のブイへ!
1周目で2つ目のブイを回った後のブイを見失ったので、2つ目のブイを回る前に先のブイの方向を確認しながら泳ぐ!
確認できた!!今度は自信を持って2つ目のブイを回り目指す方向へと泳ぐ!
大半の人が自分より外に流されているようだ!!ここで俄然ピッチを上げるが第2ウェーブのトップには追いつけなかった!
ウェーブ2位でスイムアップ!
【Swim】17:37(14位)
■バイク:トランジッションへ急ぎ前を追う!
バイクは片道5キロ弱のコースを4往復!片道で3回のアップダウンがあり行きは向かい風ののぼりがきつい!
帰りはスピードに乗れる!
ひたすらまわし続ける!少し前にリレーで参戦の森田翼選手がいた!!目標にして追うがあっという間にみえなくなる・・・。
何とかペースを落とさぬようにと心がける!
このレースに向けてバイク強化をしてきた!那須さん、中道さんに練習を積んでもらい平地では37〜40キロのペースで
走ってきた。
最初は着いていけなかった物見山の周回もなんとかくっついていけるようになってきた!
その思いを秘めながらのレースだった!!が、なかなか思うようにはいかない!
目標は去年参加していたクロマニヨンメンバーの井上さんのバイクラップ1時間13分!
2周を終わった時点で36分!
折り返したところにタッキーとケイコちゃん!声援を受け気合を入れなおす!
その後すぐのところに那須さん!激を入れられさらに気合が入る!
しかし!風のあるのぼりでどうしてもペースがつかめず思うようにいかないままのバイク終了!
【Bike】1:14:48(28位)
■ラン:バイクで少し遅れを取ったようなのでランで取り返さなくてはという気持ちが強くなる!
(ランの練習が一番足りなくスピード練習も思うほどできずレース前はランが最も不安であった。)
ランは1周3キロちょいのコースを3周と少し走る!!
スタートと同時に不安など忘れ勢いだけはよく飛び出す!!!
すぐに1人、2人と前を行く選手をとらえ抜いていく!去年までとはコースも変わり海沿いを走った後
隣にできた大学の校舎の中に入り1周して出てくる。
海沿いのコースには我らがマイティの怪鳥、ぺーさん、イチローさんがオフィシャルをしていて
毎周回ごとに応援してくれる!(ありがとうございました。)
その後大学の中に入ってゆるいのぼりを登ってすぐに足が一気に重く感じた!と思うと
呼吸ができなくなり 吸っても吸っても空気(酸素)がはいってこない感じですごく息苦しくなり
脚もどんどん重くなるわで、ここでリタイアかと頭をよぎるが必死に脚を出すがいよいよ歩いてしまう羽目に・・・。
少し歩いて深呼吸するも苦しくついに立ち止まってしまった。
もうダメかと思っているとここで勢いよく1人抜かれた瞬間、今シーズンケンズ、マイティ、クロマニヨンのメンバーと
がんばってきて、そして家族に協力してきてもらいここまでがんばってきて今年最後のレースがこれで終わりかと思うと
せめて最後までゴールせねばいかんと思い足を前に出す!!
応援できてくれてるみんなのためにも、そして自分自身のためにもここで粘らなくてはと思った!
少し歩いて呼吸が落ち着いてきてからまた少しずつペースをあげて走り出す!
大学を出て下っていくとタッキー、ケイコちゃんが名前入りの横断幕をもって応援してくれている。
初めての出来事でかなりうれしかった!!!
だんだん落ち着いてきてペースも戻り始めたところで後ろから「いいペースだね!」といわれ
振り返るとなんと小原さんだ!!「はい!」といって走っていると横に並びペースを合わせて並走し始めてくれた!
「ありがとうございます!」と言葉をかけて必死にそのペースで着いていく!
こんんな機会は2度とないと思い少しでも長くこの時間を楽しみたいという想いでペースを作る!
かみさんと子供の声援を受け粘りのレースをしようと思う!!
那須さんに村上コージさんとの差を30秒と告げられる!
小原さんもずっと同じペースで引っ張ってくれる!!ほぼ1周くらい併走したところで2周目に入り小原さんが
少しペースを上げて行きそれについていけず後退。でも、小原さんの作ってくれたペースを
落とさないように走る!
なんとか足も呼吸も持ち直しペースを守る!!苦しい!!!
2周目が終わり後1周!
那須さんに村上さんを15秒くらい抜いてると告げられここからが粘りどころと思う。
五十嵐さんの奥さんもここで頑張れの応援!(ありがとうございます。)
途中、おのぴー(小野原さん)に追いつくとペース上げ引っ張ってくれる!
どこにこんな力が残っているのだ!と相変わらずのおのピーの強さを見せられ必死にくらいつく!
ここで五十嵐さんともすれ違う!まだまだ元気そうに走っている!負けられん!!!
海沿いまで来て残り500mくらいかというとこでおのぴーを抜き前に出る!ラストと思いペースをあげる!
左のほうにゴールが見えてきた!ペースをさらにあげていく!もう苦しい!!!
そのままで走っているとゴールが左手に見えたまま遠くなっていく!
なんとまさかのコースミス!ゴールがどんどん離れていくのでおかしいと思い止まると
周りの人にゴールは後ろと教えられる!あわてて戻っていくと途中細い分かれ道があり
そこを左に曲がらなければいけないようだった!その間2〜3人ゴールしてしまたようである・・・。
なんとか無事ゴール!!
【Run】43:14(44位)
村上コージさんは19位でした。差は12秒!!
途中、いろいろハプニングもありましたが何とかゴールできました。
結果は満足いくものではありませんでしたが今の自分の持っている力であると思います。
【Total】2:15:39(20位(404人中))(エイジ5位)
今回はそれなりにトレーニングもでき目標としては総合6位以内(表彰台)でしたが、まだまだ力不足を実感しました。
後は、ずっと昔から勝手に目標に上げてきた打倒村上コージさん(年が一緒なので修善寺のケンズカップのときから
勝手に意識していた。)に勝つこと!これも痛恨のコースミスでお預けとなってしまった・・・。
(レース前にも村上さんと話して今回はがんばりますと告げておいたのだが・・・)
今年、最後のトライアスロンのレースでしたが結果はさておき、かなり充実した楽しいレースでした。
たくさんの仲間と出て途中競り合い励ましあい、たくさんの仲間に応援してもらい。
やはりトライアスロンがもてなすものは最高です!!!
そして、あの小原さんとも同じときを共にして走れたことは感激でした。
これからも常に上を目指し気のいい仲間とがんばっていきたいと強く思いました。!!!
ケンズ、マイティ、クロマニヨンのみなさんありがとうごじました。
これからもよろしくおねがいします!
(レポート by スギサワ)
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