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【幽体離脱から復活のOZUMAレポだ!】
【大会まで】
 野尻湖が終わった後、3連戦の疲れからか風邪をひいてしまい、2週間の完全休養の後7月下旬から 再始動。五島で痛めた右膝に不安があったので佐渡まではバイクとスイムを中心に トレーニングをしていくことにしましたた。エントリーはぎりぎりまで迷いましたが五島でロングの 厳しさをいやというほど味わったので、もう一度鍛えなおす意味で今回はBタイプで行くことに しました。
 7月の下旬からバイクに乗り始め、疲労に注意しながら徐々に乗る機会を増やしていき、 それと平行してスイムも再開しましたが、しばらく泳がなかったらあまりにも泳力が低下 していてメチャクチャあせりました。それでも本番までには何とか戻すことができました。 バイクのほうは、休日のロングライドを中心に平日は自転車通勤や3本ローラー。ランは 膝の様子を見ながらだったので、結局8月は30kmほどしか走りませんでした。

【スイム編】
 スタートしてしばらくは浅瀬が続くので走る、走る。腰の辺りまで海面が来たところで泳ぎ始める が、やはりバトルがすごい。しばらくすれば収まるだろうと思いながらマイペースを心がけて泳ぐ。 今回の想定タイムは40分。スイムは時計が見難いのでどれぐらいのペースで泳いでいるのかが分からない のが難点ですがずっと周りに人が多いままなので、まあ想定通りのタイムなんだろうと考えながら 泳いでました。今回はバトルの影響でゴーグルが外れそうになること2回。そのたびに ラッコの体勢になって立て直し。自分はゴーグルをした上からキャップをかぶるので、余程のことで なければはずれる事はないとおもっているので、落ちついて対処できました。スイムアップで 時計を見ると38分台!想定以上のできで上々の滑り出しといった感じです。


【バイク編】
 いつものようにトランジットを済ませ、バイクスタート。しばらくは平地を密集した状態で走行。 ドラフティングに注意しながらマイペースで走る。しばらく走っていると快調が 「スイム負けちゃったよ〜」といいながら追い越していく。こちらも「ファイト〜」と返事。 そして、見覚えのあるコースへとでる。昨日下見をしたところだ。ここからは海岸線を走るため 細かいアップダウンが続く。とある登りでふと前をみると「マイティジャージ」が!ここらへん で会う可能性があるのは誰だろうと思いながら近づいてみると・・・イチローさんでした。 「ファイト!」と声をかけてパス。走っている最中は暑さは感じませんでしたが、こまめに補給を 行い、エイドでは水とスポーツドリンクを交互にもらってました。
 40kmの手前あたりから 雨が降りはじめ、ついには雷まで鳴り出す始末。海に落雷したのも見えました。そんな雨の 中でも熱心に応援してくれる人もいて、なるべく手をふって返すようにしてました。 そういえば落車にも遭遇しました。ゆるい下り勾配、右カーブになっているトンネルの前方で「ガシャン!」 と音がしたので「もしや・・・」と思い減速して近づいてみると案の定。でも大したことはなかった たようですぐスタートしてました。後半に入り徐々に足にも余裕がなくなってきたころに小木の坂 へと差し掛かりました。手前で十分軽量化をはかり登り始めましたがやはりきつい!今にも止まり そうなスピード(笑)。なんとか登りきったあともアップダウンを乗り切っていくと、「あれは もしかして・・・」とおもったらやはりマイティ応援部隊でした。でも余裕がなく手を振って 答えるので精一杯。。。ドスさんには「ダンシング!」とか言われるし(笑)。 その後坂をくだって、前日の下見のときに「ここらへんは向かい風だよ」といわれていたエリア と差し掛かかりました。覚悟はしていたものの、足がほとんど残っていない状態での向かい風は やはりキツかった。スピードも25kmまで落ちてしまい、とにかく早く終わってくれ〜と思いながら 走っていると、突然5〜6人のドラフティング集団にパスされる。その中には地元のクラブの ジャージもあって、一瞬唖然として「お前らなにやってんだ(#゚Д゚)ゴルァ!!」と思ったが余裕がなくて 何も言えず(笑)遠ざかる背中を見ておりました。

【ラン編】
 その後ランへ移りましたが、バイクで思った以上に足を使ってしまい、ランの走り出しは足が 動かず、大腿四頭筋がピクピクして今にも攣りそう・・・。ペースも上がらず、抜かれるばかり。 最初のエイドでスポンジをもらい、太腿を冷やしたところ痙攣がおさまった!その後もエイドでは 必ずスポンジをもらいました。5km過ぎでトイレストップ。それからは少し足も軽くなり 調子がでてきた。折り返してきた井上さんとハイタッチ!川上先生、スギさんともすれ違った。 皆さんやっぱり速い!田んぼを抜けて登り坂に差し掛かるころ、前方にマイティジャージ発見! タッキー快調だ!登りきったところのエイドで追いついて声をかける。快調におにぎりを薦められ 食べてみたが美味い!快調には「お先に!」と言って先へ進む。10kmの折り返しで時計をチェック すると58分55秒。このままでは2時間ペースか・・・と思ったが、このあたりから徐々に足が動く ようになり、ペースも上がっているのを実感できた。また、10kmあたりから一人の女性選手と 一緒に走るようになった。自分のすぐ後ろを苦しそうな息遣いでついてくる。「ずいぶん苦しそう だな・・・」と思っていると、後ろから話しかけられた。「すいません、いいペースなんで付かせて もらいました」「別に構いませんよ。ゴールまでがんばりましょう!」みたいなやりとりをして 併走するようになった。ペースもあがり、序盤に抜かれた覚えのある選手をパス していく。ドスさんの応援にも二人で答えつつ、八幡館の前を通過するあたりから今度は自分が 付いていくような形になった。商店街へ入ってくると彼女の方は復活したようでさらに ペースアップ。自分はいっぱいいっぱいになってしまい、ここで離されてしまう。結局1分ほど 遅れてしまいました。ゴールでは応援団よりマイティフラッグをもらってゴール!。 今回は大崩れすることなく幽体離脱せずにすみました。なんとか及第点の走りができたと思います。

 スイムは上出来。バイクの弱さが相変わらずなので、強化はこれからの課題です。ランも練習量 の割にはそこそこの走りができたと思います。初めての佐渡、すごく楽しむことができました。 一緒に出場した選手の皆さんはじめ、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました!


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