マイティ掲示板−投稿フォーム


[ホームページ][使い方説明][すべて表示][ツリー表示][記事の検索][管理者専用]


以下のツリーに返信

No.17380 大応援、有難うございました!! どす鯉@Naito [PC] 04/26(火) 22:24
皆さん、応援ありがとうございました。
ん〜百キロも離れた宮古島までも、MITHGYの熱い応援と、一日も早い復興を願う東北地方の皆さんの願いは届きました。
いつも大したトレーニングもせずにレースに臨んでいましたが、今回は、3月以降のトレーニング時間が平均4時間余りとなってしまいました。更に、(もと)得意のSwimはひと月半もゼロ行進…。いいオトッツァンが、新しい生活環境の整備と、仕事のことで精一杯になってしまいました(泣)。

今回、Swimは盲目の鉄人アスリート、柳川さんの伴泳だったのですが、こうも泳いでいないと他人のサポートどころではなくなる可能性もあり、レース前日には「お願いだから、スイムはダッシュをかけないで下さい」と柳川さんに情けないお願いをしました。
 バイクもランも大した実力がない上、頼みのスイムも平均以下となってしまったものの、いざスタートすれば自分の位置(順位)やpaceは気になってきて、レース中は焦ってしまうだろうと思っていました。レース前日の午前中から、そんな得体のしれない不安のようなものに駆られてしまいました。

 しかし、先にも記しましたが、前日お昼に投宿先である狩俣集落の子供たちによるエイサー応援壮行会を受けた途端、涙が出るほど嬉しくなってしまい、あんなに重くのしかかっていた不安が、完璧に吹っ飛んでしまいました。
 トレーニングが多いだの少ないだの、誰のために頑張るだの、記録や順位がどのこうのよりも、「全身全霊で、この宮古島のレースを楽しみまくる」ことを改めて決心出来ました。とても清々しい気分になり、テンションもしっかり上がりました。

 さて、レース当日の朝。前日の強風・曇り空は嘘のような「満天の星空」です。
スイム会場では、ろくろくアップも出来ぬまま号砲が鳴ってしまいました。
我々「鉄人柳川チーム」は、後方からゆっくりと入水しました。途中、右に左に曲がる柳川さんを全コース・サポートの平磯さんと共にコントロールしつつ、背負泳ぎしつつ、ブイに到達するたびに「○○メートル地点ですよ!」と叫んで教え、そしていくつかの集団もパスしつつ1:05でスイムアップしました。 一人で泳ぐよりも20分ほどは遅かったのですが、ひと月半も全く泳いでいなかった事を思うと、これで良かったのかもしれません。
 そんな感じでチンタラと第一トランジットに入りましたので、足の指の股についた砂を指でこすり落とし、おやつを吟味してケツのポケットに入れ、残しておこうと思ったパワーバーをバイク乗車前に一つ頬張り…(これがまた、包装が取れずに手こずって…)と、かなり時間をかけてバイクスタートしました。

 バイクは、週末でも3時間程度を2分割して乗ったがここ2カ月での最長練習でした。その上、過去のレースでは、100kmを過ぎると途端に脚が止まって苦戦していたこともあり、今回もスタミナに不安ありあり。よって、決して踏み込まず、ひたすら「95〜105rpm」を維持して脚を回し続けることを意識しました。
そして、「腹が減る前に補給」。購買部で購入した「スパムおにぎり(大)×2個」を8等分し、20-30分ごとに補給しました。これは成功でした。
 バイク・スタート位置は、何時もよりかなり後方であるため、多くの選手を気持ち良く抜き去りましたよ。池間大橋と来間大橋を渡るときは、「この天気、この景色、サイコーに上等やねぇ!」と叫びながら走りました。周囲の選手は、みな下か前方しか見ていないので、気付かせてあげようと…。
「晴天の宮古島の海を見ずして、決して帰るなかれ」なんですよね! みんな、もっと宮古島を全身で楽しもうよ、応援・声援に応えて力にしようよ、と思いながらクランクを回し続けました。100kmを過ぎて、流石にスピードが落ちましたが、フィニッシュした時のバイクラップは4:50でした(公式タイムは5:05でしたので、トランジットで15分あまりもかけてたんですね〜。どこで何していたんだろう?)。

 ランでも、走りだす前に落ち着いて補給、給水、それから走りだしました。
 往路は気持ち上りのコースなのですが、割と良い感じでジャスト2時間。後半は、下り基調なので、あわよくばペースアップを…と欲を出したのが悪かったのか、ここから大腿筋が悲鳴を上げ、25km過ぎからは走りながら脚が吊ってしまい、「しゃがんだら終わり」の状態になってしまいました。時計を持っていなかったので詳細は不明ですが、ペースはがっくりと落ちたことと思います。
 折り返して2kmほどで、ものすごい勢いで走ってくる「全盲ペア」とすれ違ったので「抜かれるのは時間の問題かもしれんが、どうせ抜かれるなら、走っている姿で抜かれよう」と覚悟を決めました。ホンマに我慢大会でした。
声援にも上手いこと応えることが出来なくなり、一歩一歩が大腿部を激痛に見舞い、後半は完全に自分との戦いになってしまいました。

3年前のチャイナもきつかったけど、今回も別の意味でキツかったです。
とにかく、一刻も早くフィニッシュしたかった。
競技場に入ったら、後方の選手も追いぬくのを止めてくれたので、グラウンドで太鼓を鳴らす宮古少年応援団(?)を引き連れて、ゴールテープを切ることが出来ました。ホンマに嬉しかったですわ。

それから丁度10分後、柳川さんと平磯さんの全盲ペアが競技場に入ってきました。
あぺ丼と二人でトラックを伴走したのですが、全盲ペアが「柳川さん、ラストスパート行けますか!?」「ハイ、行きましょう!」と来たのには驚いたというより、「脚がついていかんケン、スピード落として!」と言いたくなったほどキツかったです(笑)。

結局、今回「ゲストハウスゆくい」に宿泊した11名の選手全員が完走出来ました。
「チームゆくい」が全員完走したのは、自分が2度目の宿泊をしてから丁度10年を経過していました。
それだけ、チームが一丸となって全員完走することは、中々に難しいことだと思いました。

次は、IM. CHINAですね。
 今年のMIGHTYは、「出場レースは全員が全て完走!」して、また皆で讃えあいつつ旨酒飲みかわしたいですね。

 さて、と。
 それでは、ワシは一足お先に「千代泉」を飲みつつ、このG.W.をゆっくり過ごそうと思います。

No.17382 RE:大応援、有難うございました!! タッキー [PC] 04/27(水) 15:33
おぉ、長文だぁ〜!
ドスちゃん、お疲れさん!
伴走だ!個人だ!ってモメてたんだけど、やっと合点が行きました。
凄い変則ワザだったんだねぇ〜.....エエ仕事してます!
次の大会に向けてユックリ休んでチョ!
お名前  必須
題 名  必須
メール 
URL 
メッセージ
削除パスワード
他の端末でも見るため、コンパクトに記入しましょう!


mbbs.cgi v2.02 by suzukyu 2000.12