マイティに入っておよそ3ヶ月。厳しくも楽しいトレーニングのおかげで波崎で満足のいく結果を残せたので、今年の王滝は昨年よりはいい走りができるだろうと思っていました。 なので純粋にトレーニングの成果を見るためにMTBもパーツの変更は一切無く昨年と全く同じ仕様で望みました。ただし、MTBに乗るのが昨年の王滝以来1年ぶりというのがどうでるか・・・。 ちなみに今年は大会直前のがけ崩れの影響で、コースが変更となり距離も10kmほど短縮され90kmとなってしまいました。ちなみにマラソンのほうは3kmほど伸びて45kmに・・・。
スタート時の天候は曇りながら、時折晴れ間も見えるまずまずの天気。寒くも暑くもなくちょうど良い気温。このまま最後までもってくれればと思っていましたが、やはり王滝は甘くありませんでした。スタートして40分ほどして雨が降り始め、あとはふったりやんだり。特に終盤は土砂降りとなりコース上はまるで川。ぬかるみでタイヤは取られて進まないし、足は疲れている上に登りは長いし、「もう勘弁してくれ〜」とマジで泣き言がでました(笑)。 それでも最後の下りでは雨もやんで気持ちよく下ってきましたが、結局は疲れきって7時間25分でなんとかゴール。満足のいく走りとはいえませんでしたが、悪コンディションの中で気持ちが切れずに走りきれたことは収穫だったと思います。ちなみにバイクの方はブレーキパッドが前後ともだめになり、あちこちが泥だらけ傷だらけ・・・セオに持っていったら即入院になりました。
次の日のマラソンは雨だったら棄権しようかと真剣に考えました。しかし、スタート時の天候は前日と全く同じ。「まあ、いけるところまで行くか」とスタート地点までいくバスに乗り込みます。前半は昨日のMTBコースを逆走するので、スタートしてすぐ結構急な登りが始まります。これが約10kmつづくためたいしてペースは上がらず、しかもすぐ歩きが入ってしまう始末。それでも同じくらいのペースの人を見つけ、ストライドを小さくしてやっとの思いで登っていきました。ちなみにペースはキロ8分ぐらい。「このペースだと6時間くらいか・・・」と考える一方、辛くなってくると「どこでやめようかなあ」なんてことも考えていました。しかし25kmあたりから調子が出てきたのか、序盤の考えもどこへやら。「いいLSD練習だと思えばいいや」と気持ちを切り替え、キロ7〜8分くらいでトコトコ走ったり歩いたり。最後はかなり太ももにきましたが5時間34分で無事ゴール。心配した天気も霧雨がすこし降った程度で済み、何といっても暑くならなかったのが助かりました。
MTBに乗るのが去年の王滝以来1年ぶりという状態では不本意な走りとなるのも仕方がないような気がします。できればもう少し乗る機会を増やしたいところではありますが、なかなか難しいかもしれませんので、その分はロードでがんばります。ランもやはり思うように足が動かずもどかしい思いをしましたが、練習量が少なかったことを考えればこんなものかとも思います。まあ、狙うレースではないし、時期的にもLSD練習だと思えば丁度いいのかもしれません。とにかく大きなトラブル(落車、メカトラ、転倒など)もなく無事帰ってこれて何よりでした。
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