とうとうやって参りました野尻湖トライアスロン! 今までの練習??(バイク乗車通算6回、合同練習参加3回)の集大成の見せ所でもあり(^^ゞ、新たなジャンルへのデビューのスタートとも言えるトライアスロン当日なのです! 早速、スタート地点へバイクを引きつれ、いざ出陣! エイドステーションにバイクを置きバイクの準備とランの準備を整える。 よく拝見する光景だ(ワクワク) そうこうしている内にスタートが近づくアナウンスがなる。 皆、それぞれにウェットスーツを着用する。なんかむずむずし窮屈。 スタート地点へ皆移動し野尻湖へと沈水し合図を待つ。 今日の水温は24度と少々の冷たさは感じたものの、ここまでは余裕のヨッチャンだ。 「これは思ったよりも結構行けちゃうな」(笑)と、ここまでは いつもの調子でやや浮かれていた。 そしてスタート! いよいよトライアスロンのスイム1.5キロのスタートだ! 先ずは皆勢いよくクロールをかく。 僕も後に続けと練習どおりに顔を潜らせクロールのフォームに入った。 が・・・しか~し!!ここで異変は直ぐにやって来た! 今までウェットスーツで水の冷たさを感じなかったが顔を入れた瞬間、冷感が襲って来たのだ。 これだけじゃない、透明度があるものの全く前が見えない初めての経験から恐怖心も襲ってき、おまけに若干の波と辺りの選手のかいだ波紋が息継ぎの邪魔をし、水が何度も口に入ってくる。 スタート早々突然のパニック状態に陥ってしまったのだった。 心拍数は上昇し息は必要以上に上がり体は強張る。あちゃあ~だめだこりゃ。これはイカンと思い、すかさず平泳ぎにスイッチをする。 (この時のパニック状態の経験は初めてで正直ここで無理かな?と思った)(しかし、ここまで、この短期間にやさしく面倒をみていただいたマイティーのメンバーに申し訳ない・・・なんとかちょっとでも前に進まなくちゃ)と思い、平泳ぎでゆっく~りゆっく~り泳ぎ、約300メートル程した時点でやっと気持ちが落ち着く。 そして再度クロールを始めるがやはり顔を着水すると心と体が焦る。 「これは折り返しまで平泳ぎで行こう」と、取りあえずは折り返し地点まで気持ちを落ち着かせる事に集中した。 そんな中、やっと途中でSAMおじさんに遭遇。暗闇の中から、人魚があらわれたかのように心が華やぐ。 二人でちょっと会話をしてから再び泳ぎだす。平泳ぎに背泳ぎにタコ泳ぎにイカ泳ぎ・・・時にはプカ~とラッコのように浮かび休憩したり トホホ 情けない・・・ そして折り返し地点を過ぎてクロールをスタート。 後ろをみると誰も確認できない。外人さんも含め数名いたはずだが、リタイヤかも。「今は~もう秋。誰もいない海~♪・・・」こんな歌あったな~。 もう焦ることはなかったが、ここでも問題点が浮き彫りに。 普段練習ではプールの底のラインを見て真っ直ぐ進行方向に泳ぐのだが、全く感覚が掴めない。 何度やっても右に左に曲がってしまって、蛇行運転。隣で、カヌ―のタッキー会長に似た警戒員のおじさんが、にっこり笑って自分のオールを岸辺に向け「あっちだよ。」「大丈夫。大丈夫。時間はたっぷりあるよ。」と。うううれしい・・・タッキーありがとう! さてさて、蛇行運転は最後まで続き、ラチがあかないので結局平泳ぎで最後まで行くことに。 しかし、「今までのクロールの練習、ありゃ何だったんだ?」がっくりきながら、しこしこ泳ぐ。 途中、かなり高齢のおじいさんにも突如遭遇し、「きついっすね~。」とお互いを激励しおじいさんの後ろをついていくことに。 そして、どうにかスイムのゴール!脚が重い。おじいさんは早々TVのインタビューを受けていた。 次は俺の番か・・・と、おじいさんの後ろで控えていたが、いかんいかんこんなとこでのんびりしている暇はない!と思いエイドステーションへヨタヨタ走っていく。 ポツリぽつりとしかないバイクの数。 殆どの選手がすでにバイクをスタートしたという意味だ。 トットと準備をしバイクのスタート!とその前にトイレタイム。 このコースは約15キロのコースを3周回するのだが、僕がスタートした時にはトップアスリート達は第2週回目に入っていた。 スイムが終わりバイクでペタルを回すうち、つくづくスイミングのあの恐怖を乗り越えてホッとする自分がいた。 しかし、今日の大会はレベルが高いのかも知れない。 勿論、僕のレベルも低いのだが・・・。 この体重のおかげで山からの急降下爆撃はかなりのスピードに。下で待ち構えているカメラマンにはレーサーきどりのポーズ。途中、カエルちゃんにも遭遇。トラブルか。カエルちゃんの声援にまたまた元気が出る。それにしてもマイティー一家の声援も熱い!!ご家族のみなさま 力が湧いてきました。 ボランティアの生徒たちも一生懸命。「水どうぞ~」その言葉にきちんと答えなくてはいけない。一周、二周できちんと水を受けれなかったので、三週目にはバイクを完全にストップさせ、全員の水、スポーツドリンク、バナナを受け取る。ありがとう生徒諸君。君たちの未来は明るい! なんとか長い長いバイクを終了しペダルから足を外し自転車を転がす。 と、このとき足はヘロヘロ〜 へろへろ〜。 バイクの後のランはバイクで足の筋肉をかなり使ってしまっているのでヘロヘロになることは覚悟はしていたが、本番のバイクの後はヘロヘロさも本番級だ。 ランニングシューズに履き替えいざ、ラン16`のスタート!これまた、ほとんど、普段の練習は皆無。 この節電の中、防○省の階段をえっちらおっちら登る程度。 ヘロヘロ ヘロヘロ 前にいる選手もヘロヘロ ヘロヘロ 後ろの選手もヘロヘロ ヘロヘロ 途中、マイティーのメンバーに遭遇。うううれしい・・・心配かけていたんだな~。帰属意識がさらに深まる。ありがとう! それにしても、沿道の街の人たちやボランティアの声援が手厚い。これこそ力の源。「ガンバレ~もうちょっとだぞう」「ちょっと休んでいきな~」(^^ゞ。「いやあ~もうちょっと走りますわ」 声をかけてくれる人たちには必ずこちらも声を出したり、手を挙げて返した。 折り返し地点を過ぎ、疲労もピークに。家族連れの少女が必死になんども何度も「がんばって~もうちょっとだよ~」と。「わかったよ~ありがとね~来年も来るね~」「来年、必ずきてね~この場所でまってるね~」・・・少女の顔を目に焼き付け、腰にお土産ぶら下げ、来年も来るぞ~と誓ったのでした。 「さ〜 ここから猛追だ〜!」 一人抜き2人抜き このランでかなりの選手を抜いた。というか、みんなへろへろ状態なので、抜いたという表現は正しくないのかも(^^)v そして、ゴールが見えてきた。 最後はマイティーオレンジ応援団の方達の声援を受けて最後の力を振り絞ってゴール! いやー、タイムはビリに近いと思うが僕にとっては上出来だ! 久々に競技を楽しく参加した気分だ。 とりあえず完走 「やったぞー!」やはりスイムは問題外の猛特訓が必要とバイクもロングレンジの練習をしないとな。 てな事で僕のトライアスロンデビューはなんとか無事終了しました。 マイティーの皆様、今まで多種多様なお力添え、ありがとうございました。お陰さまです。感謝カンゲキです。長々と徒然なるままに書きました。そろそろ脱稿しますね。 PS 来週 すかさず皆生大会があるのでみなさん、楽しみにしていて下さい!7/17仏滅 チ~ン!! 海のもずくとなるか?? てぃん君より
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